だったらほんの少しだけ、幻想の愛でも味わってみる?
The Fictional Love【完】/月ヶ瀬 杏
製薬会社に勤める城崎美織の毎週木曜日午後のルーティンは、大学助教授の青柳の元に通うこと。
あるとき美織は、『誕生日プレゼント』として青柳が作ったという謎のカプセルをもらう。 それは、夢の中で自分好みの理想の恋愛体験ができるというものだった。
初めは半信半疑だった美織だが、夢の中だけで味わうことができる、自分好みのイケメンドクターとの恋愛にハマっていってしまう。
大人恋愛、ファンタジー風味。