The Fictional Love【完】

作者月ヶ瀬 杏

製薬会社に勤める城崎美織の毎週木曜日午後のルーティンは、大学助教授の青柳の元に通うこと。
あるとき美織は、『誕生日プレゼント』として青柳が作ったという謎のカプセルをもらう。 それは、夢の中で自分好みの理想の恋愛体験ができるというものだった。
初めは半信半疑だった美織だが、夢の中だけで味わうことが…


「これは、夢の中で擬似恋愛を楽しむことができる薬だ」

「擬似、恋愛……?」



「この薬を飲むと、夢のなかで思い通りの恋愛ができる」

「ついに本気でヤバそうなもの作り出したんですね」


画像タイトルを入力…


「試してみるか?」

「試すって……そんなもの、人に飲ませていいんですか?」



「お前が黙ってればな」

「なるほど。私は秘密の人体実験の被験者ってわけですね」


「どうとでも言え」



*この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・仕事内容等は架空のものです。


2021/05/01〜5/17