ギリシャ神話のアンドロメダ物語がモチーフ。
自覚のない隠れ転生者が世界を変えて行く物語。
王子は幼いときに訪れた海で、知らない言語で書かれた小瓶を拾ったことにより、別の大陸の存在を知る。
この世界の人々は、王国のある大陸と、周辺の小島が世界の全てだと信じている。
その世界の先には神が神の国で暮らしており、大陸で起こる災害は神々怒りによるものと考えられている。
神の国などないと考える王子は、そのことを誰にも言えず孤独に生きていたが、
現代から転生した少女が言った言葉に救われる。
王子には神の生け贄に捧げられる運命を持つ妹姫がいる。
少々との出会いにより、妹姫を救う決意をする王子。
しかし、転生者の愛人に唆され、自分が主人公の神話を新たに作ろうとする王妃が実の娘の命を狙い始める。
王子と転生者の少女が協力し、知略を巡らせ、運命を変え、妹姫を救う。
最後はアンドロメダ物語の怪物を自然災害に見立て、災害から王国を救うことで、新たな物語が生まれる。