一夜の過ちのために、私は幽閉されてしまった。
謝肉祭(カーニバル)の狂喜に流され、私はあの人を求めてしまったからだ。
決して後悔はしていないけれど、あの人の事が恋しくて、毎夜、夜啼き鳥の様に泣いてしまう。
そんな私に、あの夜の真実が、皆の口から、切れ切れに明かされていく……。

誰がはめたのか、は…