四谷千春は恋に落ちた。
それはありえない相手で、叶わない想いで、何もかもが絶望的に思い通りにならないとわかっているのに。
それでも近くに居たい。一番近くで、ただ笑う顔が見ていたいだけだった。
多くは望まない、そのはずだったのだけれど。
Familiarシリーズの5話目です。
※シリーズ物ですが、単独でお読みいただけます。
BLというよりはブロマンスに近いかと思われます。
ガッツリ濃厚なBLを読みたい方には大変申し訳ないのですが、予め御了承いただけたらと思います。
※BL要素の無いFamiliarの他の住人達の話はヒューマンドラマのジャンルで書いております。
作者は方言に詳しくないのになんで登場人物を西の出身にしちゃったんだろうと後悔しはじめてます……
変な言い回しがあろうかとは思いますが生暖かくスルーしていただけたらと思います。
すみません……