コンタクトレンズ型の、拡張現実デバイス。
通称、ＡＲコンが発売された。
それをつけると、視界に様々な情報が表示され、人々の生活に革命が起こっていた。
これはそんな時代の物語。
「やった！！ あたった！！」
ＡＲコンで稼働する拡張現実ゲーム、デイドリーム・オンライン。
そのベータテスターに当選した主人公の平塚優人（ひらつかゆうと）は舞い上がっていた。
何故ならそのゲームは、現実の世界がファンタジーの世界に変わるからだ。
もちろん拡張現実なので、３次元コンピュータグラフィックスで、景色が変わるだけ。
しかし、ゴブリンなど、敵性モンスターも出てくるのだ。
「行くしかないでしょ！」
デイドリーム・オンラインの世界を十全に楽しむのなら、拡張現実が完全に解放される、広い場所に行かなければならない。
優人は、急ぎ勇み近所の公園へ行く。
しかしそこでは、拡張現実の世界が現実化していた――。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
たくさん人が死にますので、お気を付け下さい。
この物語は小説家になろうにも投稿しています。
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