鷹野早苗はストーカー被害に悩まされていた。同期である北条匠真は、大好きな彼女を守りたい、と家まで毎日送っていくことを提案する。
入社してからずっと早苗に片思いをしている匠真は、ストーカーを自分の手でこらしめてやろうと怪しい人物がいないか注意を払っていたが、いつしかストーカーがずっといてくれれば、自分は毎日早苗と一緒に帰れるのに、と思うようになる。
迷惑行為の数々で精神的に追い詰められていく早苗。そんな中、匠真が追いつめたストーカーの正体は早苗と匠真の上司でもある、野村部長だった。
警察には言わないでくれ、と懇願する部長に対し、匠真は自らの願望を満たすため、ストーカー行為を続けろ、と取引をする。
早苗が十分に匠真のことを信頼し、頼れる男だと認識したあたりで早苗に告白、見事付き合うことになる。
後日、近頃の匠真の不審な言動を怪しんだ早苗から、隠し事をしていないか迫られるも、交際半年のサプライズ計画のことを話し、ストーカーの正体は隠しきった。