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▶ストーリー概要および物語の設定
深夜のコンビニで勤務するフリーターの真渕響は、定期的に来店する男性客のことが気になっている。その客は白髪赤眼で寒気がするほど顔がよく、常に白いタキシードを着ているにも関わらず、響以外の誰もその異質を気に留めなかった。
ある日の仕事帰り、響は自分と同じ形をした影の怪物に襲われる。響の窮地を救ったのは白髪赤眼の例の客だった。カルドと名乗った客は悪魔を自称し、自分に叶えうる全てを叶えさせてくれと響に魂の契約を迫る。響はカルドと契約を交わし、共同生活を始める。
その後、響の勤務先が暴走状態に入った別の悪魔に襲撃されたことをきっかけに、響は悪魔に寿命がないこと、悪魔がその生涯を閉じるには特定の人間の魂を食べる必要があることを知る。自分がカルドにとっての特別な魂の持ち主であることを察した響は、カルドの生に自分が何を与えてやれるかを模索するが、その最中、カルドが響の元を離れてしまう。
カルドの持つ力が非常に強力であり、一緒にいるだけで大事な人を死に至らしめるものであることを知った響は、カルドの異変に気づかなかった自分を悔い、命を投げ出してでもカルドを取り戻すことを決意する。
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