赤根川天寿(あかねがわてんじゅ)はクラスメイトの七瀧透埜(ななたきとうや)に片想いしている。
そのため、少しでも自分に興味を持ってもらおうと毎日透埜に話しかけている。
夏休み明け初日の朝、透埜の幼馴染が、透埜は人殺しであるとクラスメイトの前で言い切った。その衝撃的な一言に激しく動揺する天寿。
しかし、透埜に対する想いは変わらず、その翌日以降も天寿は透埜に話しかけ続ける。
ところが。幼馴染や友人たちからのいじめを苦に、透埜は崖から飛び降り自殺を図った。
透埜を失いたくない天寿はそれを間一髪で止める。だが、安堵する暇もなく、透埜は再び天寿の目の前で飛び降りてしまい──?
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