25歳の上野梨花は、神田建設の総務課で働きながら、10年間通い続けている地下お笑いライブが生き甲斐の女性。ある日、神田グループの御曹司で新社長に就任した神田宏樹から突然呼び出される。緊張する梨花に、宏樹は「ずっとあなたを探していました」と告白し、彼女に一枚の写真を見せる。そこに写っていたのは、梨花が高校生の頃に応援していたお笑いコンビの芸人“レスキューひろ”だった。驚く梨花に、宏樹は自分がその芸人だと明かし、彼女に結婚を申し込む。再会と突然のプロポーズに戸惑う梨花は、果たしてどう答えるのか――。
過去にお笑い芸人だった御曹司との再会から始まる、恋と笑いが交錯する物語。