国の政策に関わるくじ引きで、当たりを引いてしまったミリア。
自分の意志とは関係なく、遠く、海の向こうの王都に強制移住させられることになってしまう。
もう会うことは叶わないであろう家族や親友、そして愛する幼馴染に別れを告げ、一路、王都へと向かうミリア。
そんなミリアに親友が手渡した餞別は、あろうことか親友と幼馴染が仲睦まじく映っているロケットで。
しかも、親友の左手薬指には、幼馴染から贈られた美しく輝くダイヤの指輪がはまっているのだった。
失意の中、強い風で大きく傾いた甲板に、足を滑らせたミリアの体は宙を舞い、そして――。
荘厳で美しく便利で清潔な、国民の憧れの地――王都ブラウダーク。
そんな都の中に潜む光と闇に、時に抗い、時に翻弄されながらも、出会った田舎仲間や都人(みやこびと)たちと協力し、支え合いながら、のんびりまったり生きていく。
そんな田舎者ミリアの、ちょっぴり危険でがっつり素朴な(?)日常に起こる大小さまざまなハプニング満載(?)の、恋愛ありのスローライフ物語。
ファンタジー
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