気候もちょうどよく、夜の長い秋。
魔法のiらんどでじっくり読書はいかがでしょうか。
ジャンル・テーマは不問で短編小説をたっぷりご紹介いたします。
小説テーマ「短編」
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注目ポイント
「私はおかしいんだと思います」といった主人公。みんなにとっての当たり前が欲しかっただけ、でもそれを手に入れることができず、後に残ったのはどうしようもない「孤独」で――。
誰だって、友達、恋人、形は様々なれど誰かにとっての「特別」な、「唯一」な存在になりたいと思うことがある。そんな存在に出会えることは一見当たり前のようで、実はとても奇跡的なことなのかもしれません。最終的に自分のために「書くこと」を選んだ主人公、「私をそっちの世界へ連れて行って」という彼女の叫びにも似た願いに胸が締め付けられる思いでした。 -
赤いアイシャドウと緑茶色のアイシャドウ
「なぁ、すげぇ綺麗だからしっかり見たい」
付き合っていた恋人に振られてしまった『私』。
しっかり塗っていた赤いアイシャドウがハンカチを汚すくらい泣いたあと、声をかけてきたひとがいた。
同い年くらいに見える『彼』は汚れたハンカチの代わりに新しいハンカチをあげる、と過ごしていたカフェから連れ出して……。 -
それは正義も悪徳も知らない白紙のような
「じゃあ、またね」
カレの不在を確認しては、人間の儚さに失望する。空席は抜け殻、過去は戦慄。半熟卵はユーレイの味がした。
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フェンスの向こう側、青くて広い海
「僕は、友達と海に行きたかったんだ。」
いじめを受ける主人公杏奈は、屋上でいつも1人のクラスメイト月翔と出会う。この出会いが杏奈の運命を大きく変えるのだった―――
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晴れた日はお散歩に
「おぬし、晴れた日は好きか?」
お盆休みに祖父母の家に来た晴太は、近くの神社でカリンとシロという奇妙な男女に出会う。
どうやら彼らは、長い間空が晴れない事について何か知っているようだが……。
夏休みに少年が遭遇した、ちょっと不思議な物語。
次回の予告
大募集!「お仕事LOVE」
カフェ、芸能界、アスリート、はたまた裏社会……!?
オフィスに限らず、お仕事の分だけLOVEはある!
ということで今回は、お仕事現場での恋愛模様を幅広く募集いたします。
恋愛主体ではなく、お仕事に関してもリアルに描かれているとGOODです!
テーマに沿っていれば、過去書いた作品でも新作でもOK!
2020年11月下旬PickUp予定!