VSシリーズ第2弾は「狼男子 vs 兎男子」
孤高の存在だが、一度懐に入れると激甘保証の狼系。
甘え上手に世渡り上手、実は腹黒だと噂されがち兎系。
どちらかのタイプの男性キャラクターが登場する作品を特集します!
小説テーマ「狼男子」
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それでもボクらは歩き続ける
「そうだ、俺は馬鹿さ。馬鹿でも、音楽は作れる。人を楽しませられる」
「俺は絶対バンドを組んでプロデビューする!」 恭也がそう意気込んで入学した県立羽宮高校には軽音楽部がなかった。しかし、多くのプロが通ってきたコンテストの出場条件は「部活動であること」。 まずは軽音楽部を作るために、与えられた条件を満たさなければならないが、集まった部員は個性的すぎて、まとまらない。 そんなバンドを組んで、悩み、苦しみ、喜び、楽しみ…全てを分かち合って、演奏する少年たちの物語。
注目ポイント
「俺は、音楽で人は変わることを知ってる。だから、そいつに俺の音楽を届けて、変えてみせる。絶対に」
だから、バンドを組んでプロになる――。出会ったあの瞬間から、音楽は自分の全てといっても過言じゃない、そんな並々ならぬ感情、情熱をもって夢(音楽)に向き合う主人公・野崎恭弥。その情熱と真摯な姿は、幼馴染、バンド仲間、そして多くの人々の心を揺さぶり巻き込んでいきます。
現実はそう甘くはない、叶わぬものを口にすべきじゃない、夢は所詮夢にすぎない――。人が抱える夢に対するそんな認識を、真っ向から、いっそ清々しいまでに突き破っていく主人公とその仲間達の姿は読み手を強く魅了します。悩み苦しみながらも、楽しみ喜び合い、夢に向かっていく少年たちの青春物語をぜひお楽しみください。 -
遠い、遠い、存在
「前から言おうと思ってたけど。俺、男だから」
売れないミュージシャンのいろ巴は友人である人気ベーシストのセレンのセフレに、ある日突然因縁をつけられてしまう。文句を言いにセレンの元へ向かうと、人間関係を精算するまでしばらく同居して欲しいと強引な提案を受けることに。恋愛ド素人ピアニスト×ツンデレイケメンベーシスト。
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狼谷くんはいい人
「俺のこと、ちゃんと見てくれる?」
ひょんなことから同じクラスの問題児、狼谷玄と文化委員を務めることになった羊。彼は遅刻早退欠席を厭わず、女遊びが激しいと噂のプレイボーイだった。 苦手だったはずの彼と接するうちに、次第に「ただのクラスメート」から「大切な男友達」へと位置付けが変わっていく。 しかし、羊の何気ない一言から彼の様子がおかしくなってしまい――。
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おにーさんって罪って感じ。
「毎日、何見てるの?」
いつも、目で追っている相手がいる。 チョコレート色の髪と痛々しい耳を持ち、甘いフェイスのおにーさん。 別に好き、とかそんなものじゃない。けど、気になっているってのは確か。 隣に住むおにーさんは、熱っぽい。
小説テーマ「兎男子」
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好きって、やっかいだ。
「こっちゃんの、そういう、きれいなところ…たまに、めちゃくちゃに壊したくなる」
男運なし。経験もなし。やけになって登録したマッチングアプリでいちばんに反応してきたその男に、私は今日、処女を捧げる。
次回の予告
キミのそばには音と歌と愛がある――
「音楽」小説特集
音楽や歌に携わっているキャラクターが登場する作品を大募集!
例えばバンドマン、アイドル、覆面シンガー、オーケストラ……。
主人公は女性でも男性でも、恋愛が描かれていてもいなくても、音楽と絡めた物語ならOKです!
テーマに沿っていれば、過去書いた作品でも新作でもOK!
2021年3月下旬PickUp予定!