べつにナルシストではないよっていうお話
先日、ある方が「ニアさんってナルシストですか~??」と可愛らしく尋ねてきた。いや、全くもって違います。即答したのだけれど、なかなか信じてもらえない。彼女の様子からして、半分冗談で半分本気、といった具合だった。まあ、一度根付いてしまった概念は取り払うのが難しいと思い、弁明することを諦め、理由を聞くと。「プロフィール欄の『わたしは凄くて、あの子は素敵.』がナルシスト感漂ってるなあ、って」とこれまた鈴を転がした声で言われる。かわいい、は正義だけれど、何言っても許されると思うなよ!? と内心怒ってました(嘘です、めっちゃ可愛いなとしか思ってません)
まあ確かに、言われてみれば、自分が大好き星人だと思われてもおかしくない言葉ではある。だがな!! 弁解の余地くらいください!! ってなわけで、私のプロフィールをじっくり読むほど、私に関心のある方はいないとは思いますが、一応こういう形で残しておくことにしました笑笑
まず、このフレーズが自分の中に出てきた経緯を話しますと、私って昔はかなり自己肯定感が低かったんです。今は少し、で済んでます、はい素晴らしい(能天気&ポジティブ)。まあとにかく、自分の欠点ばかりに目がいってしまって、「あの子は凄いのに、なんで私は……」と気分が塞ぐことも屡々。けれど、ある時気づいたんですよね。一生付き合っていくのは自分なんだから、自分のこと好きになる努力をしていかないと後々辛くないか? と。せめて、嫌い、という気持ちからは脱却したいなあ、という思いから、まずは何から変えられるか真剣に考えてみました。
特に私が自分自身に嫌気がさすのは、誰か、と自分を比べる時だったんですよね。あの子は素敵なのに、私は全然駄目だ。その考えを改めよう、と心に決めた際、一つ思いついたことがありました。
あの子は素敵=+の範囲, 私は全然駄目=-の範囲
わーい、私、数学苦手なのに方程式作れた~!! と盛り上がったわけではありません(たぶん)。ここで気づいたのが自分がマイナスの中にいるから悪いんだ、ってことです。つまり、あの子、も、私、もプラスの範囲に入れちゃえば、少しは変わるんじゃないか? みたいな。そこで書き直すことにしました。
私は素敵で、あの子はもっと素敵
これで二つとも+だな、と満足したのですが、それが行く行くは「私は素敵で、あの子も素敵」となれば良いんですけど、ちょっと素人には上記の一文で精いっぱいです。これはかなり恥ずかしいですね、ドキドキ。
じゃあ、なんで、凄い、になったの? と思われる方もいらっしゃると思います。えっとですね、正直に言うと、「私は素敵で、あの子はもっと素敵」って、語呂悪いなおい、とお口が汚くなったので、他に無いかなあ、と感じただけです。それで、凄い、って言葉を閃いて、辞書で調べることにしました。
凄い
1 ぞっとするほど恐ろしい。非常に気味が悪い。「―・い目でにらむ」
2 びっくりするほど程度がはなはだしい。並外れている。大層な。「―・い人気」「―・いプレー」「―・い秀才」「―・い散らかりよう」
(goo辞書様より)
はい、ということで、「これ私じゃん!!」としっくりきました。2番の方は未だ慣れておらず、むず痒いのですが、1番に関しては胸を張って私です、と言えます。いやもう、自分でも自分が恐ろしく思えるほど、怖い思考回路に走ったり(私の腹黒さを知ってしまえば周りから皆いなくなってしまうので公言は差し控えることにしています)、実際、かなり残酷な描写を書いたり(以前、携帯小説野いちご様で綴ったホラー作品を最近読み返したのですが作者である私でさえも鳥肌立ちました)するんですよね白目。けれど、ポジティブ星から産まれた私は、人と違う世界観を持ってるって、それだけ変わった人生歩めるってことじゃないか!? とガッツポーズしてます(?) とまあ、そんなこんなで、これからも気味の悪い私に付き合ってくださる優しい女神様がいらっしゃいましたら、指ハートと足ハートを全力で送らせて頂きます。
ちなみに、素敵、っていう言葉もgoo辞書様で調べてみました~!! (拍手)
素敵
[形動][文][ナリ]《「すばらしい」の「す」に、接尾語「てき」の付いたものという。「素敵」「素的」は当て字》
1 自分の気持ちに合っていて、心を引かれるさま。非常にすぐれているさま。「―な服装」
2 程度がはなはだしいさま。「―に堅そうな首を、…濶 (ひろ) い肩の上にしっかりすげ込んだようにして」〈露伴・観画談〉
あ、失礼に当たらなくて良かった、と胸を撫で下ろし、『わたしは凄くて、あの子は素敵.』というフレーズが完成しました!!!おめでとう私!!!!!
ここまで長々と書き連ねてきましたが、別にナルシストを否定してるわけではないんです。自分大好き、っていうのは良いことだし、自分を大事にできるということは相手のことも大事にできるってことなんだから(ほら、よく言うじゃないですか。自分を大事に出来ない人は相手のことも大事に出来ないんだぞ~って。あの反対バージョンです)、全然OKなんじゃない? と思ってます。けど、世の中、ナルシストに対して、かなり厳しい見解を持たれる方も一定数いらっしゃるんですよね。それって大体「キモい」だとか「なんでそんなに自分のこと見つめられんの、ウケる」とかっていう冷ややかな眼差しと少しの妬みからきてると思います。人が誰かを嫌う時って、ぶっちゃけ、自分に似てるか、嫉妬してるかの二択だって作者は考えてます。まあ、少々話が逸れましたが、何が言いたいかっていうと、「外で鏡じっと見つめまくって、相手の気分を害して、自分もやっかみを買うなんて馬鹿げてるから、外でくらい我慢しようぜ!!家で見まくれば良いじゃない~!!!」って話です。ん~と、つまり、寛容な世の中になるまで、人様に迷惑? かけるのはやめておこうよ、ということ。
執筆禁止令を自分に発足してしまったからか、将又それのせいで「書きてえええ」と禁断症状が出てしまったのかは知りませんが筆が乗りまくって、こうなりました。何かに役立つとは到底思えませんが、ご参考になれば幸いです笑笑
えへへ、今日も笑っちゃうくらい長文になってしまいましたが、最後まで読んでくださった天使様、本当にありがとうございました!!
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コメント
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- 瀬央
プロフィール欄のあの言葉の意味を知ることができて嬉しいです。わたしも誰かに抱く、「嫉妬」という名の感情をNia.さんのように逆光に照らして利用したいと強く思いました。わたしもポジティブ星出身ですので、粘り強さをいかしたい!というふうに考えています。