1/11(月祝) 曇 成人の日はいつも寒い
わたしは早生まれなので、学年で行なわれる成人式から実際の20歳の誕生日までは1年以上時間があったと記憶している。
なので、成人式によって成人感(お酒が飲めるぜウェ〜イ!みたいなの)が生まれることはなかったし、地元に20歳になっても友達と言える人がおらず気が重かったけれど、成人式は幼なじみ達と行った。
成人式当日は雪で振袖を着ていたわたし達は、行きは友人のお父さんの車に乗せてもらい式場へと向かった。式典で何をしたかあまり覚えていない。大振袖(振袖の中でも袖が長い)で帰りの電車に乗るのに苦労したのを覚えている。街の写真館には幼なじみと撮った写真が飾られたけれど街の美容院でダサい髪型に結われた顔がパンパンの自分が飾られるのは複雑な心境だった。
17歳〜27歳までの、今思うと漫画が描けなかった時期(つまりスランプ)、特に実家にいた25歳頃まで、365日中358日が死にたい日だった。毎日泣いていた。人生をもう一度やり直せたとしても、おそらく挑戦しないだろう。
今、世界がわたしを必要としているかは不明で、でも生きているってことは必要なんだろうって気もしながら毎日生きている。
昨日2本抜けたわんころもちの歯は今日になってまた1本抜けたそう。どんどん永久歯に生え変わっていく犬の成長スピードの裏に、いつか来る最期の日を見て胸がしんとする。メメントモリ。
動画を見てお散歩してポトフを食べ、今日を静かに生きていく。
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