『呪火(しゅか)』裏話です。その③
こんにちは。
自称「妖退治専門作家」のYura。です。
今回は、すっかり間が空いてしまっていた『呪火』裏話を書きたいと思います。
新しい話に構いっ放しですっかりご無沙汰になってしまった( ̄▽ ̄;)
その②ではメインキャラクターである火恋・納朶・シロについて書いたので、それ以外のキャラのことをば。
〇天虎(てんこ)について
火恋の兄弟の中で1番火恋を家族として想ってくれているキャラクターです。
初めて『呪火』を思いついた時からあまり変わらずこのままとなりました。回想でしか出てきていないけど書きやすい兄貴でした。
そしてこの1つの話の中で出てこないのも最初から決めていたことでした。
いつか続きを書く機会があったら出てくる予定でいます。ヒーローは遅れてやって来る的な(`・ω・´)
〇祇夕(ぎゆう)について
天虎に恋するオネエ神官です。海の向こうからやって来ました。
彼(彼女?)についても初期設定からあまり変わっていません。
しかし強いて言うならもっとギャグ担当だったハズが火恋にとって家族同然に大事な人となりました。これはこれで書いてて楽しかったし祇夕のことがもっと好きになりました。
今回は愛する天虎に会えずじまいでしたがいつか天虎に会った時にどんなテンションになるのかも書きたいです。多分大体の人がどうなるか予想ついてると思うけども。
遠くから見守る家族ポジションです。
〇龍仁(りゅうじん)について
火恋の2番目の兄です。天虎とは正反対の冷徹な人です。とても政に向いている。
彼についても変更事項は特になく、何なら1番いい意味で無駄なく書けたなぁと個人的には満足しております(笑)。
〇礼狼(れいろう)について
火恋の弟です。そして誰よりも火恋を怨んでいる家族です。
実は彼と火恋が邸で出くわすシーンを1番何度も書き直していました。
星秋を交えてのあたりでもっと最低な感じになったり、火恋の対応も全然変わってきたり。
こればっかりは何度も書いてみないと分からないとヒィヒィしながら何とかしっくりくるシーンになりました。……マジで心が折れるかどうかの境目がココでした……( ̄▽ ̄;)
書けて本当によかったです。
そしてこの『呪火』では火恋の実の母親が火恋の呪詛を引き受け亡くなっていますが、最初は火恋とは血のつながっていない、天虎たち3兄弟の母親が火恋の為に亡くなる設定でした。
そうであれば礼狼の憎悪ももっと確固たるものとなるのですが、火恋の実の母親にすることによって礼狼の火恋への気持ちがより複雑になり、天虎が火恋に親切なのもより不自然じゃなくなるな、と思ったので今の設定になりました。
礼狼についてはかなり人間くさいキャラクターだなと思っているので、また彼のことを書けたらいいなと思っています。
ひとまず『呪火』裏話はこれにて終了です。もしかしたらまた気が向いて書くのかもしれないけど……www
その時はまたお付き合いいただければ幸いです。
今書いているお話の気分転換に書かせていただきました。『面妖師』大体書けたから整えるのがんばるぞ……!!!
ではまた。
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