「スカルノ・デヴィ」に敬礼
デヴィ夫人がウクライナに数十キロの物資を運んだ話。
おとといか?
たまたま夜のワイドショーで見かけ、尊さに涙が出てしまった。
年齢的な体力もすごいことだが、
かつての「大統領夫人」としての内面の美しさと底力、
「外交とは何か」を見せつけられた。
たくさんのトランク、ウクライナカラーのネイルに服装。背景。
これほど強烈な絵面はないだろう。
テロップの「日本外務省」「渡航禁止」が情けなくなってくる。
安全圏から「長生きこそ正義」とのたまい、
死ぬくらいなら領土を譲れ、国から逃げろとコメントする自称知識人は
これでも彼女を非難するのか?
昭和はシンデレラガールとして日本の女性から賞賛を浴びた。
平成は「面白いおばあちゃん」として日本を笑わせた。
令和では「強く美しい女」として日本を驚かせている。
まだ惹きつけるのか!?
「生きるとは 他人ために 命を使うこと」
スカルノ・デヴィは見事にそれを示した。
もはや元大統領夫人でもなく、出川哲郎の相棒でもない。
一人の凛々しく美しい女性だ。
私にはウクライナに直接行くことはできない。
せめて昨今の馬鹿馬鹿しいルールには従わず、マスクを外すくらい。
でもさ?
「自分にできることをやろう」って素直に思える。
彼女を「芸能人だから」で終わらせちゃ、いけない。よね?
命は自分だけのものじゃない。
生かして、生かされている。
まだまだ人生経験が必要だろうけど、
そんなことを伝えられる小説を書けるようになりたいんだ。わしは。
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ちなみに 息子(小学生)は今回のデヴィ夫人について衝撃を受けていた。
彼にとって デヴィ夫人は「バラエティ番組に出ている化粧の濃いおばあちゃん」だったはずだ。
元大統領夫人だと教えたら本気で衝撃を受けていた。
普段の毒舌婆が「テレビのキャラ」と言うことにも。
だよな。
私自身も昭和じゃ 有閑倶楽部の「カレンの憧れの人」のイメージだったし、
平成では「イッ●Q」のおかげで「仕事を選ばないおばさま(褒め言葉)」だった。
「大統領のそばにいる」ことで目で学び、
人生経験をすごく貯めていらっしゃったんだと思うと、
今回の行動は涙が出る。
「生きるとは 他人ために 命を使うこと」
戦場じゃない日本でも 学ぶことは沢山ある。
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