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SOLA

そら

2021 pixiv ワンルームSSコンテスト 予選通過 
2021 魔法のiらんど大賞 予選通過
他文芸系、エッセイコンテストにて最終予選諸々。

人生に挫折したことがある方にとって
ビタミン剤、カンフル剤になれるような
作品を創ろうと邁進しております

カレー哲学(カレー小説ボツネタ理由添え)

カレーはルウの箱通りに作るのが一番美味しい

20歳の頃は分からなかった
30代になったらわかった

千秋先輩(のだめ)が言ってたっけ
「正しいカレーの作り方」は人生哲学だった。

カレーは下手にいじくらない
箱のレシピ通りが一番美味しい

説明書に書いてあるのに
大抵の人が言うこときかない

若いうちはトマト缶をいれたり
ヨーグルトをいれる
インスタントコーヒーやチョコ、チャツネをいれたがる
本格スパイスにも手を出す

そして辿り着くんだ

カレーは
カレーのパッケージ通りに作るのが 美味しい、て。


カレーの好みは人それぞれ?
カレーに一番美味しい、なんてあるわけない?
カレーの好みの話じゃないんです

説明書通りのカレーが一番美味しい、の意味がわからない人は
不味いカレーを食べたことがないんです
つまりは幸せな人なんです


美味しいカレーを作る為には
不味いカレーを食べなきゃいけない

不味いカレーを食べたことがある人だけが
美味しいカレーにありつける

美味しいカレーしか食べていない人は
残念ながらこの真理に辿りつけない



はて、どちらが幸せなんですかね?






しかし「カレールウのパッケージ通りに作るのが一番美味しい」なんて小説が
角川食堂(メニューコンテスト)に並べる訳もないと思ったので、このネタは却下したのだった。
普通に小説書け

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