オブザベースボール8までを模写して
昨日は元気に書けていたが、段々としんどくなりつつあるのである。
昨日と合わせて4000字以上は書いて、やっとなぜ本には価格が付いているのか理解した。
書くことは、しんどいことである。読んでいる時には気付かなかったが、読み手は書き手に想像と創造の産みの苦しみを肩代わりしてもらって初めて読書の快楽を味わう音が可能となるのだと、痛いほど思い知らされた。身近にも長編を書く人がいるが、本当に大変なことをされているのだ。それも、他にすることのある一般の人間が、だ。
書くことは特に、意識を際立たせる。円城さんの作品の模写をしていて気づいたのは、自分の作品に比べ、いかに語彙力や比喩表現が豊かであるか。また、読者の想像力にストレスなく働きかけられる点もすごいと思った。読みやすいというのか、目を滑らせているだけで「町」の全容がありあり浮かび、笑わされるポイントでちゃんと笑わさせてくれる。
正直自分の文章とはかけ離れ過ぎていて、何をどうしたら似るものか、全く想像が付かない。想像力を気持ちよく飛び立たせてくれる滑走路風のアスレチックなのである。
明日は自分の文章と円城さんの文章でどのあたりが違うのかブログに書けるまで分析したい。
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