20231216
なんのイントロだっけってなって、東京ってわかった瞬間鳥肌がたった。皮膚の下の私の膜が体の外に出たがっていた。ドラムの人が激しく叩いてはるのが見えた。東京旅行に行った時歩きながら聞いたけど、結局あんまり歌詞が響いたりするわけではなかった。けど今日聞いたら、旅の時にはこの曲であの子のことを思わなかったのに、もうあの子のことしか思い出せなくて、相変わらずのところで又吉の話を思い出して、あっ間違いはったのかなとか思ったり、一番だけだっけこの曲って思ったり、色々余計なことを思い出しては消えていて、あの子ともう会えなくなることを私は強がって寂しくないふりをしているだけなのかもしれない、本当は会えなくなることが悲しいのに、でも実感が湧かなくて、想像できなくて、なんてことない、別れの何かに期待をしていて、そんな自分が覆い被さっているので、悲しくなんかないと思っている。合わなくなったらなったで、その時にあの子の優しいとこや、変わってるところを思い出して愛おしくなって、って今よりもっとなるのだと思う。今はただ単に別れた後のことを想像しているだけで、なんならもうあの子のことを考えるのをやめようと、考えても私の一方的な思いになってしまうから辛くなるだけだからと思っている。最近。東京を聞いて思ったのは、
いつか職場の最寄り駅で君のことを考えたりするのだろうかということ、雨に降られた私たち、傘を差し出してくれた君を、一緒に入ってあるいたあの道を私は一人で歩いて感傷に浸ったりする日が来るのだろうかということ、結局お互いに大丈夫なまま生きていくのだろうということ、生きててほしいなということ、君に電話をすることはこの人生ですることはないだろうということ、
君がいなくなること、は私がいなくなるというだけで、君がそこから消えるわけではないということ、君と何を話そうかと考えながら日曜日を迎える日々をこの秋とくにずっと続けていたこと。今振り返ると、20:57、映画のことしか話題が思いつかない私だったなということ、彼は将来設計とか聞いてきたなということ、私は30で結婚したいみたいなことを言ったこと、女性はそうですよねみたいなことを聞いたこと、タバコを吸う女性にちょっと惹かれるということ、それでもなお31日一緒に働こうとしていること、でもそれは相方がいるからという理由に過ぎないのだろう。悲しいなと思う。おかしを2個買ったこと、ポイントカードいいです?って聞いたこと、お疲れ様ですじゃなくて頑張ってくださいって言ってくれたこと、それは後ろに突然きた相方に向かっても言ってたのかなと思うとこれまた悲しい。
君とうまく話せないことが本当に多かったなと思う、私は別に話すのが得意になったわけじゃなかったということ、話題を見つけるのが下手くそだということ、君が言ってくれた克服しなくていいんじゃないですかという発言、そういうことを考えられる君が素敵だ、傘ごと差し出してくれる君が素敵だ、って思い出していた。でもこれも全部忘れてしまう可能性があるということ、でも忘れても思い出せるように記録してきたこと、
君は季節に敏感なのかなとかんがえた、やっぱり君に電話することは一生ないのだろうということ、君は変わらずにいること、私がいなくなること、相方は3月までいるみたいなこと言ってましたよねって言ってて、それはやめてほしくないってことなのかなってこと、もう君とうまく話せるか悩まなくていいこと、もうあんなこと言わなきゃよかった、どんなふうに受け取ったかな、ああいえばよかったと家に帰って辛くならなくて済むこと、君が素敵だったこと思い出して今もよく生きていて欲しいなと思う時が来るのだろうということ、君はいる、私もいる、そのなかですれ違っただけのこと、もっと君とうまく話せればよかったな、そんなことを君も思ってくれてたらどれだけ幸せだろうと考えます。気持ち悪いでしょ、でもこれが私、私はこんな人だと君に知ってもらうことはもうないのだろうなと思う、けれど君が素敵な人だということは、今もこれからも変わらない。変わるとしたら、私はとても幸せ者だと思う。だってそれは君にまた会えたということだから。
らららという声だけが私のなかをこだまして、ただそれだけだった、涙は出なかった、肝心な時に涙は出ないものだという本の一節を思い出した。それでもいいやと思えるようになった。せっかくご飯を買ったが、特急では食べることができなかった。それでもいいやと思えるよう いたい。20231216 21:43
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