28位
席は壁際で良かったが、成績は午前午後共に良くはなかった。点数で満足していたが、順位はそうでもなかった。午前なんて初見の問題だったので、34位というのは本当の自分の実力の点数なんだろうと思ったりする。さわさんは24ぐらいだった。まああんなダラダラ休みを過ごしていたらそうなるわなと言った具合ではある。なにか良い方法はないかと考える。一日中勉強だけするような人間になる方法はないかと考える。一つ上の人なんて、朝から夜9時まで残ってやってたりするらしい。私はどうだろうか、このままでいると確実にBに入り込む。私はBにいたほうが良いぐらいの人間であることは重々承知しているものの、Aに入ったことに安心している自分もいる。相方は余裕で15位くらいだった。本当に悔しいなんなら私の後ろの番号の子も案外頭が良かったことにびっくりしている。あいつを超えてやることだけが私の頑張れる理由かもしれない。私のことを馬鹿にしてきたしんせつしんのかけらもないあいつを超えて座りたいただそれだけだ。それだけでいい。この気持ちを放っておくと良いことがないと思うのでここに綴っておく。日をゴミにするな。ちょっと嫌のその先は未来だ。余裕で国試にうかれ。余裕で単位取りたいやろ。ケータイ捨てろ、もう私の周りには私のような浮かれた人はいない。社会人になった人、就活を頑張ってる人、人それぞれなんだから、私もそれぞれになれ。もうケータイはいいだろう。もう教材を友達にしようや。一問一答作ろう、ノート作ろう、あいつを越えよう、憧れは捨てよう、我慢した先に本当に幸せなことが待っていることはもう知っているだろう。大丈夫。教材と向き合ってたら大丈夫。自分と向き合っていたら大丈夫。自信つけてさよならしようや。頑張ってる自分、毎日走って細くなる自分の方がすごいいいことはなんとなくわかってきただろう。やらなきゃわからんことがある。やり続けて調子が出ることがある。もう知ってるだろ。あいつをこえろ一年を誇れるような一年を。昔の好きだった人は私と同じ四年を送るんだってよ。遠く離れた彼と一生懸命やろうや。バイト先の私のことを褒めてくれて、優しくて、メンタル強く持ってたら大丈夫って言ってくれた彼にいい報告したいよな。働きたいもんな。時間は十分にある。本当の本当に私次第。やるしかないよ。この気持ち大事にしようや。下のクラスに落ちるなんてみっともないもんな。真面目にやろうや。
やること先延ばしはもうやめだ。やった方がいいに決まってる。ちょっと弱い自分に負けるな。