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海優

Miyuu

読み専門です❗
主に他サイトで活動中です✨

エブリスタにて、6/7から過去作品の『Defend love』と『時雨時』を、少しずつ公開してます。

Defend love番外編~キョーヤ第2部②~

(※自己満足の世界です。
非公開にした作品の番外編ですので、ファン登録者様専用となっております。
ご容赦願います。)

 
同伴出勤して店に入ると、私を指名してくれてるお客さんが3組来てくれていた。


同伴のお客さんを入れると4組になる。


今日も売上、上々じゃん、私ってばやっぱ凄くない?キョーヤさんだって少しは褒めてくれてもいいのに。


なんて思いながら着替えを済ませ、メイクを直して店内へ向かった。


「なんで…」


ヘルプは付いてくれてるものの、飲んでるのは割り物の水かお茶。


こんなんじゃボトルは減らないし、売上だって…


「どうしたのハナちゃん。お客様、待たせてるんだから早く付いて」

「どなたからっ」

「ハナちゃん、自分で決めて動く方がいいんでしょ?だからハナちゃんの好きなようにやっていいよ」


店長が微笑みながら言ってくれたけど、さすがに順番くらい言ってくれてもいいのに…。


だって私、今来たばっかだよ?


*
*
*

「ハナ、今月分これっぽっちか」


さっき、組の人に渡した封筒を持って、キョーヤさんが私のとこに来た。


しかもキャストや黒服さん達がいる前で、返済額の話をしてくる。


「だってっ…」

「なんだ?」


お店の人達が協力してくれないから、お客さん来なくなっちゃったんだもん。


私は頑張ってたのに…


「先月、ちょっと…売上が」

「なら来月の返済に上乗せって、組長に伝えていいか」

「あのっ、それは…まだ」

「職場も世話してやって、立ち回り方も教えてやった、まだ甘えるつもりか?」


あの日以来、キョーヤさんとの距離が遠くなった、それに私を見る目に温かさが無くなった気がする。


私が奥さんを悪く言ったから?そんなに奥さんが大事?私はただ、キョーヤさんの事が…、キョーヤさんに褒めて欲しかっただけなのに。


「どうなんだよ、俺も組長の使いなんだわ。どうせなら組長本人と交渉するか?ハナは”1人で”何でもデキんだろ?」

「バイト掛け持ちしてもいいですか…」

「…当日欠勤は罰金だ。あと…飛んだら追い込みかけるからな」


キョーヤさんは私の返事なんて聞かずに、店を出て行ってしまった。


こんな時でも私は1人。誰も私に声を掛けてくれる人はいない。


ヘルプに付いても他のキャストに交代を言い渡されるから、出勤しても待機席で座ってるだけ。


「自業自得じゃん?」「立花さんにも見放されたんだ」「借金返すためだったんだね」


好きに言えばいい。


私は気にしないしっ。


「ハナちゃん、ご指名頂いたよ。女性3名の席だけど1人で平気?」

第2部③へ続く

コメント

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  • 海優

    碧泣。様🐱💕

    ご訪問、ありがとうございます🙏✨

    ハナちゃんへの試練、これで少し変わってもらえれば…😅

    ②も、読んでくださり、ありがとうございます🙇💕

  • 海優

    レン様🐕💕

    ご訪問、ありがとうございます🙏✨

    女性3人、騒がしくなります🤭

    ②も、読んでくださり、ありがとうございます🙇💕

  • 碧泣。

    ハナちゃんお勉強だね、……女の人のお客様? 気になる。
    他サイトネタバレOKっすよ🌸

  • レン

    キョーヤ😎✨ハナちゃんツラい〜🥺🥺指名女性3名の席🤔🧐🍀🍀誰だろ?💪🔥 

    他サイト🔥💪🙌🙏🙇🍀🍀