過食嘔吐が４回も連続して続いた

食べて吐いて、食べて吐いて、
苦しくて、それでもまだ詰め込んで


右手は、吐きダコで傷だらけだ
それでも、吐いて、吐いて、痛め付けるように吐いた



その日、Mくんは、仕事が休みだった
いつもなら、楽しく会話するのに、
私は、頭の調子も悪くて、過食衝動もひどくて、過食嘔吐になった



ものすごい量を詰め込んでいる私を心配そうに見るMくん


ごめんね、
ごめんね、
でも、止まらないの


過食嘔吐、本当に止まらなかった


４回もして、ぐったりした私が、やっと、落ち着いたとき



Mくんは、
「もう寝るだけにして。動かなくていいから。」
と言い、散らかった残骸を片付けた



私が散々に散らかしたもの
食べた残骸
ものすごい量のゴミ
全部、片付けた



「あんなに沢山の量を食べて吐いて、摂食障害って、怖い病気だね。僕なんかのパニック障害よりも、ずっとずっと苦しい病気だよ。」
とMくんは言った



あんなにひどく過食嘔吐した私から、去ることもなく、
むしろ、心配してくれるMくん



ありがたいよ、本当に


治りたい
治りたい
強く思った