アングラ
『極主夫道』を読んでいまして。伝説のヤクザが主夫になった、みたいな漫画なんだけど主人公が家事とかに気合を入れているのが面白いねぇ。カタギの生活に馴染んでいるようで振る舞いが馴染めてないこのギャップが面白いところ。
似たようなコンセプトのものだと『合法レシピ』も面白かった。こちらは現役のヤクザが料理に力を入れているというもの。主人公が組と料理のことしか考えていないところから来る普通のヤクザ(普通のヤクザってなんだろう…)とのギャップが面白い漫画だった。やはり日常とのギャップから来る面白さというのがあるね。
このへんが面白かったので『「マフィアの世界」完全バイブル』を買いまして。マフィアや暴力団などの概説をつかんで楽しんでいる。実際に触れ合いたいとは思わない人達だけど何か引き込まれる魅力があるのは興味深いところ。創作でだけ楽しんでいるからだろうなぁ。
映画でも『アンタッチャブル』とか面白かったよね。禁酒法時代のアル・カポネとの闘争を描いていて。分かりやすく戦う感じが良かった。でもやはり映画なら『ゴッド・ファーザー』かなぁ。綺麗な話ではまったくないと思うんだけど、むしろ洗礼式で「あなたは悪を斥けますか」と司祭に問われて「はい、斥けます」と答えながら同時に部下を使って粛清の嵐を決めるような作品だけど、なんだかじとっと染み込んでくるね。
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