御剣一

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七夕送り
願いが書かれた短冊で飾られた飾り竹を天の川に流す｡もう届かない手のひら､思い｡私はあなたの記憶を胸に飾り竹を流す｡
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ショートストーリー
完結 1ページ
400字
消しゴム
思い出をそっと消していく｡良い事かもしれないし､悪い事かもしれない｡僕はただ､消していくだけ｡僕の思い､君との記憶を…
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ショートストーリー
完結 1ページ
399字
殻
殻で息を潜めるのは止めたんだ｡外へと一歩踏み出すよ｡その場所に何も無いとしても､もう脚は止めない｡未来が見えない場所でも波の飛沫が作る雪の先には必ず未来があるから｡
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ショートストーリー
完結 1ページ
519字
空に近い丘
離れ離れになる二人が最後に行く場所｡最後に見た景色｡そして､最後にした約束｡
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ショートストーリー
完結 1ページ
356字
fantastic-story
明確な未来が見えない人､未来があるかどうか分からない人｡だから､だけど､不安に押しつぶされそうだけど､自分にはこれしか出来ない｡歌う事しか知らないから…
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ショートストーリー
完結 1ページ
424字
キミ色ソラ模様
ちょっと強がりな君｡なかなか本当の心を見せてくれない君｡ねぇ､一人で背負い込まなで｡頼りない僕だけど､せめて僕を頼って｡君に少しでも近付ける僕になるから…
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ショートストーリー
完結 1ページ
530字
君の手
冬の夜､静かな街､隣を一緒に歩く君｡その手が少し震えているのに気付く僕｡手を握ろうか､握らないか､僕は握っていいのだろうか｡そんな風に悩む僕の手を風がそっと…
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ショートストーリー
完結 1ページ
555字