雲のうえとした

作者汪海妹

30年前の過去と現在が交差する話です。息子の結婚を機に離婚後亡くなってしまった前妻との思い出を回想する父親。自分にとっては過去ではない気持ちを伝えなかったことを悔やんでいます。いつも空を見ている②③の主人公樹君と千夏ちゃんの結婚前後をサイドストーリーに、樹君のお父さんとお母さんの出会いと別れを書い…

「ねぇ、翔子さん。君の神様は雲のうえにはいないし、雲のしたでもね、そこらへんにはいないよ。」

「なんの話?」

「君の神様は僕だから、だから、僕のいうことだけ信じてればいいよ。」

…本文より抜粋 by上条修平 27歳