ふわふわした栗色の茶髪。
猫みたいにキラキラした瞳。
つやつやの肌。
見上げる様な長身に、綺麗な指。
ワイシャツの袖からのぞく、逞しい手首。
彼はその昔、私の職場で王子と呼ばれていた。
どの部署、どの支社に配属されようと、女性なら一度はその姿をおがんでおきたいとまで噂されていた、超絶イケメンエリート社員。
名前は、冬野 由貴(とうの ゆき)。
私は、彼の事が好きだった。
私には、ガラスの靴もドレスも魔法もいらない。
だから。
神様、お願いします。
私の地味で根暗で残念な毎日を返してください。
誕生日に、イラスト書いて貰いました。
ありがとうございます。
テンさん。
無断転載はご遠慮ください。
コメントのお礼
2021.3.28 のん様 札ドン リスペクト ありがとうございます❗
2021.2.25 陽様 ありがとうございます。私もセイちゃん大好きです!!
2020.11.29 すー様 みんながマキさんに優し過ぎですよね。でも、私の知っている現実はそんな感じでした(笑)。
2020.11.29 みちょ様 (;゚Д゚) モンスターマキ。会社では、又の名を「暗殺者」(笑)。この作品に出て来る人で、実在の人間から登場させているのが、マキさんと眞鍋ちゃんとテンです(笑)
2020.11.18 みちょ様 Σ(Д゚;/)/ワタシモマナベチャンスキテデス… ありがとうございます。励みになります。そのうち、出てくるカズヤもオススメです。
2020.11.03 こー様 ( ;∀;) ありがとうございます。長い作品なので、最後まで読んでくれる人の方が、スゴイです。
2020.10.11 山田花子様 (*ノωノ)キャァ キルラバ以外で初めてコメント貰えて感激です。ありがとうございました。