残酷な現実を何度嘆いても、過去は変わらない。ポケットに隠した欲求が膨らんで手が出た。「あんたばっかじゃないの? 死ぬ気?」助けた女に罵倒される俺の夜。
永遠に消えない、消させない。
忘れろと言った。
呪いだと言った。
望まれてないと言った。
全部わかってるから死にながら生きてるんだろ。