十四歳で結婚が決まった王女アリシア。

嫁ぎ先は、同じ大陸とはいえ東の果ての大蜃皇国。
しかも父親よりも年上の天帝の後宮に。

皇国に到着したその日に天帝崩御の知らせを受けた彼女は、祖国に戻ることも許されず、後宮の女達をも捲き込んだ皇位継承争いに巻き込まれていく。


―― 貴女に似た私が滅ぼすのは、ハサンファティマか大蜃皇国か、それともこのセントパルミアなのか…… ――




「案外、何処も滅ぼせないばかりか、私自身が滅びるのかもね」



アリシア