雨の中、優しい君に恋をしたけれど。

作者霞祈

人見知りで弱虫な胡桃はある日、たった一人の友達を失ってしまう。涙が止まらない中、一人の青年・椿に出会う。初めは距離を置いていたが、優しく接してくれてそれにだんだん惹かれていく。しかし、胡桃には自身も知らない謎があって……。

元題『私にはもう、君しかいないから。』


「私ね、いじめられてたの」


「大好きだったよ、胡桃。さようなら」


「仁菜ー!」


私を置いて自殺しちゃった、たった一人の友達。


悲しみに暮れるなか、優しい君に出会った。


「ずっと見てた。君のこと」


「そんな胡桃が人を殺すわけない」


でもその優しさの裏には悲しい現実があって……。


人見知りで弱虫な少女・胡桃


ミステリアスで強引だけど優しい少年・椿


ミステリー系甘くて切ない純愛ストーリー❣️


二千二十年十月五日 執筆開始


600PV突破!誠に嬉しゅうございます!




私は失ってしまった。


たった一人の友達を。生きる意味も。


そんなときに現れた優しい彼。


「ずっと見てた。君のこと」


「それでも、そういうことにしといてくれ」


彼の優しさに私は慰められていく。


今度こそは助けるよ。止めてみせるよ。弱虫をやめて。


いじめも。彼も。友達も。


そして____。


自分自身も。