『物の想いをお書きいたします』紅茶の香りに包まれたブックカフェ、物書き屋。物の想いを本にするという店主の柳は、大家の桜子と共に日々執筆の依頼を受ける。この二人は人ではなく”付喪神”人も、付喪神も訪れるそこでは、物を巡る出来事が起こる――