毒小町、宮中にめぐり逢ふ【コミック原作版】

作者鈴木しぐれ

この作品は「毒小町、宮中にめぐり逢ふ」をコミック原作化したものです。
https://maho.jp/works/15592098914039689110

▶ストーリー概要および物語の設定


平安時代とある年の二月、生まれつき体に毒を持つ、藤原氏の娘の菫子は、毒に詳しいという理由で、宮中に出仕することとなる。正月に起きた帝の毒殺未遂に使われた毒を特定し、その首謀者を突き止めよ、と命じられる。生まれつき毒が効かない体質の、侍従の橘俊元と共に解決に挑む。

過去の出来事から、菫子は自分の死を望んでいると口にするが、本心では幸せになりたいと願っている。

正月の事件の毒が青梅であると特定したが、実際に帝の命を狙ったのは別の毒であると判明する。調査の中、毒が効かない小鬼の双子や中宮付きの女房と出会い、一人だった菫子の周りに人が増えていく。

俊元が、昔出会った少年であり、ずっと支えてくれていたことを知り、菫子は惹かれ始める。

毒を盛ったのは、帝の失脚を狙う東宮派の者たちであると突き止める。同時に菫子自身の秘密、毒を持つのは生まれつきではなく、東宮派の一人である大叔父と大叔母によって、人為的に毒人間にさせられた、ということを知る。

葵祭の日、犯人にさせられた菫子と、捕らえられた俊元、二人はお互いを守りながら真犯人と対峙して、勝利する。

一件落着した後、二人はこれからも隣にいることを選ぶ。




▶(小説作品のコミック原作化の場合)元小説の作品URL


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