あやかしによる、あやかしのための歓楽街。
その街に住む蓮は、道に倒れていた銀の髪の女性を介抱する。
あやかしなのか人間なのかも分からないその女性には、どうやら記憶もない。
同居する結ととともに、しばらく面倒を見ることとなる。

一方、銀の髪の女性は「爽」と名乗り、歓楽街での穏やかな日々を過ごす。





まぬけな甘やかしと言われても







和葉誠