もしもし世界線、今日も何にもなれませんでした。喫煙癖のある19歳の寧々は、昼間は工場で働き、夜間に定時制高校に通う二重生活を送っていた。そんな折、仕事の合間に立ち寄る煙草屋の番台に現れた青年、アオ。なんでも通年番台担当で話し相手だった爺じがぎっくり腰に倒れたというのだ。やたら茶々を入れてくるアオ…もっと見る
何にもなれない今日だから