きみどりに始まりふかみどりに終わる①

作者汪海妹

そこそこ有名な編集者の澤田暎は、親友で小説家の火野蒼生の心配ばかりしているうちにいつの間にか39歳に。老後の心配をして嫁が欲しいが、一つ問題がある。隠れ几帳面な自分には一緒に暮らすに耐えられる女性がなかなか見つからない。そんなある日、社内で目をつけた女性がいた。一見地味な女性はよく見ると美人で、で…

「ねぇ、理沙。負けちゃダメ」

「負ける?」

「昔あった嫌なことは、君のせいじゃない。だから幸せにならないと」

「幸せに?」

「君ができる一番の復讐は、君が幸せになることだ」

「……」

「僕じゃ足りない?その相手が僕じゃ足りないですか?」

「……」


本文より抜粋


本作品に出てくる会社は全て作者の想像上の産物であり、架空の物です。

現実に存在する会社とは一切の関係はありませんのでご了承ください。


一部、映画や本、お茶等の商品名、実在するものを使用させていただきました。

具体的に名前を使ったものに関しては、脚注をつけ説明を加えさせていただいております。


また、本作品は、一部ではありますが性的な描写と暴力的な描写を含みます。そう言った描写を好まれない方は、お読みになるのを避けていただければと思います。

                              2021.7.1 汪海妹


2021.07.31

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お読みくださった方ありがとうございました。

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