全ての決着がつき、再び平穏な生活に戻ったヒイロ達。だが、それは長くは続かなかった。そして、色々な問題を抱えながら、修学旅行が始まる。
自由になった少女は、自由を諦めたあなたを、連れ戻すことを決意する。
それは、雨の降る日のこと。
”愛してたよ、ヒイロ”
あなたの言葉が、私の胸に突き刺さった。あまりにもいつも通りな笑顔で、あなたはそう言った。
”ばいばい、さようなら”
雨があなたの頬を伝って、泣いているように見えた
”愛してた、だなんて・・・言わないで・・・っ!!”
少女はまた、茨の道を歩き始める。