オジサマ公爵の戯言【シナリオ版】

作者日下奈緒

成金で這い上がった柏谷家。妾の娘・絵子に縁談が迷いこんできた。
相手は、20歳も年上の公爵和久井良明。
「これは俺の戯言なんだが……」そう言って良明は、甘い言葉を囁くのだが⁉

成金で這い上がった柏谷家の娘絵子に縁談が持ち上がった。相手は20歳も年上の公爵和久井良明だ。二人は政略結婚だと言う事を嫌程理解しており、良明は絵子に手を付けない。だが執事の佐介は跡継ぎをとまだ若い絵子に迫ってくる。


前妻八重子を出産で亡くした良明。同じ思いをさせたくない。だがだんだん良明に愛情を持ち始める絵子。そんな絵子の気持ちを知って良明は夫婦生活を始める。


そんな中、実家の柏谷家の財産を貪る兄郁男が和久井家に金の催促に来た。断る良明だがあれでも優しい兄だと自分のお金を渡す絵子。本当は好きな人との結婚を柏谷家に断られての放蕩だった。良明と絵子は、相手のきよを探して二人を結婚させる。


そして絵子は自分の産んだ母親が気になった。良明は探し出し絵子に合わせる。なかなか母親と認めないやす代。同じ櫛を持っているやす代に母だと確信する絵子。良明はやす代を和久井家で引き取る。


子供ができた絵子だが流産してしまう。しかも流行病にも感染し、子供ができにくい身体に。離婚を勧める郁夫に、良明は絵子に惚れているから離婚はしないと。そして二人の間には子供ができる。幸せに暮らす良明と絵子だった。