傾国の美女は、少々変わった趣味をお持ちのようです。

作者映画館

誰もが振り返り、見つめ合った途端恋に落ちてしまうと言われる公爵令嬢がいた。
彼女が歩いたその場所には花の香りが広がり、鈴の鳴ったようなその美しい声音に誘われ鳥たちが集まり、その美しい笑顔は病人をもたちまち元気にするとまで言われていた。
この国の中枢を任されている大臣の1人である父を持ち、優秀な兄と…


誰もが認める絶世の美女がいた。


彼女の美しさには誰もが見入ってしまい、彼女のあずかり知らぬところで彼女を巡っての争いも絶えないほど。


【傾国の美女】


口さがない者たちからそう言われている彼女が、ついに恋に落ちた。



しかし。


「はぁ、なんて素敵なのかしら。イーサン様。」


「大丈夫ですか、お嬢様?」


少々、彼女は変わった趣味をお持ちのようです。