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●ストーリー概要および物語の設定
故郷の京都に、両親とともに戻ってきた吾妻真尋と一史。
買い物帰り、道に迷った真尋は、白い髪の巫女から〈何か〉を渡され、迎えに来た一史と共に、言葉を操り戦う、二人の少年と黒い服の男を見かける。
半月後、転校先の高校で二人は不思議な言葉を使っていた少年達、千早雪斗・月斗の兄弟とそれぞれ同じクラスになる。
高校からの帰り道、見知らぬ男達に襲われた真尋は、駆け付けた雪斗と月斗に助けられ、〈神楽〉と呼ばれる〈言ノ刃〉を用いた戦いをしていると説明を受ける。
そして、白い巫女から〈雷〉の〈言ノ刃〉を受け取ってしまった真尋は、〈神楽〉に参加することになってしまっていた。
真尋は、白い巫女とよく似た少女――雪斗と月斗の三つ子の妹、花清の中に宿るもう一つの人格「蒼灯」に「両親のことを知りたければ〈神楽〉を続けろ」と言われる。
生まれて間もなく、真尋の実母である姉から〈停〉の〈言ノ刃〉を譲渡されてしまっていた一史とともに、真尋は古から続く、終わりなき〈神の遊戯〉に参加する。