滝沢は、少しだけ顔を傾けて私にキスをした。私は息を止めながら二人のキスシーンを見つめる。切なさと静けさを具現化したようなキスだった。そして私は、とても、本当にとても、悲しくなった。悲しくなって、それからうつくしいと思った。
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流れ星は死んで、産まれ続ける。
私達は度を越して自由だった。
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99.5様企画『小噺写真展2021』
参加作品
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(C)上條一音
2021/12 ~ 2021/12