執着心強めの九尾狐×異形に襲われがちな大学生

異形を見る力を持つ大学生・世渡コウは、20歳の誕生日をきっかけに異形の者たちに襲われるようになってしまった。
だが、異形に追われて喰われになっていたところを、蒼月と名乗る九尾の狐が現れて――


※三章は6月以降になります、すみません、、
※タイトル…

登場人物・用語説明(※2022/2/26更新)



【人物】

世渡せと コウ(20歳・男)

異形に襲われる体質を持つ大学生。


蒼月そうげつ(??歳・男)

コウの元に現れた、荼枳尼天の使いと名乗る白銀の毛並みを持つ九尾狐。


渾田こんだ じゅん(20歳・男)

コウの幼なじみ。異形を見、祓う力を持つ



【用語】

念影ねんえい

生物の負の感情が集まって異形と化したもの。基本的には不定形で理性を持たない。


じゅつ

人間や異形が攻撃、防御に用いる手段(人間に関しては対異形用)。

ただし、本作においては人間の使う術と異形の使う術では仕組みが異なる。


・人間の使う術

呪文や呪符により、他の神や異形などと交渉して力を貸して貰う。


・異形の使う術

自分の魂に宿る力を練り上げ、自分の思う形にする。蒼月曰く、工作のようなもの。

そのため、特に防御系の術を使おうとすると、宿る魂の特徴が色濃く出る。

(例えば、蒼月だと白梅に関連した何かが現れる)