「千人殺しのマサ」という異名を持つ永岡正臣(ながおかまさおみ)は、
反社会勢力組織・相良(さがら)組の若頭。
暴力と競争主義を重んじ、なおかつ仁義の世界でしか生きた事のなかった彼は、
今日も今日とて尊敬するおやっさんの為に
敵対勢力である萩野(はぎの)組の事務所を単独で三つも潰してきたのだが、
この令和の時代にそんなやり方がいつまでも通じるはずもなく、
あっという間に全国指名手配となってしまう。
相良組の存続の危機を感じたおやっさんは、正臣にこう告げる。
「ほとぼりが冷めるまで、俺の知り合いの所に潜っていろ」
そう言われて、正臣に用意された隠れ場所は……何とおやっさんの愛娘がバイトをしているコンビニだった!?
生粋の極道×堅気のコンビニバイト=新感覚コメディー小説!
(完結小説)
(注意:本作品には、作者が調べた限りの堅気ではない言語が多数含まれています)