酒場クチーナ・ルーチェの小さな星《ひかり》 ~酒場の若女主人と孤独な吸血鬼の在処《ありか》~(コミック原作大賞応募用)

作者江東乃かりん(旧:江東のかりん)

▶(小説作品のコミック原作化の場合)元小説の作品URL
なし

▶ストーリー概要および物語の設定


吸血鬼だが日中活動が出来るガニアは、人の生活に溶け込んで暮らしている。

彼は、旅の途中で立ち寄った小さな村の酒場で倒れた。

ガニアを介抱した吸血鬼のような外見の酒場の若女主人・アンジェラは、彼に住み込み労働を提案する。

ガニアは彼女の言葉に甘えて、しばらく世話になることを決めた。


料理の仕込みをするアンジェラに、ガニアは日中の出来事を話す。

鼻歌を歌って話を楽しむ彼女の影響で、最初はガニアを警戒していた村人たちも彼を受け入れ始めた。


ガニアが村に慣れたと思った矢先、彼は過労で倒れた。

更に、吸血鬼の特異な血を狙う者にアンジェラが攫われる。

吸血鬼だと勘違いされたままでは、彼女は殺されてしまう。

ガニアは体に鞭打ち、アンジェラを救い出すが、正体を彼女に知られてしまう。

正体を知られたことで村を出ようとするガニアに、最初から吸血鬼だと知っていたことをアンジェラが明かし、引き止める。


「吸血鬼の青年」と「吸血鬼に間違われた人間の女性」と言う正反対の二人は、互いを支えるように手を繋ぎ、星空を見上げる。

そして、村人たちの待つ「光の名を冠した酒場」クチーナ・ルーチェへと帰った。



▶(小説作品のコミック原作化の場合)元小説の作品URL


なし