君を喪くした夢喰い獏夜は、うつつの薄明を泡影する(コミック原作大賞応募用)

作者江東乃かりん(旧:江東のかりん)

▶(小説作品のコミック原作化の場合)元小説の作品URL

本作は、他サイトにて掲載の「旭夜の騎士と夢喰い魔物の獏夜」を改稿し、コミック原作用に編集した内容です。
URLは他サービスのため省略します。

▶ストーリー概要および物語の設定


両親を失った高校生の朝比奈 朔夜は、社会人の兄・陽太と共に互いを支え合って生活していた。

ある日、陽太が交通事故に合ったことで、朔夜の生活も一転。

入院し次第に気落ちしていた陽太が、行方不明になってしまう。


必死で探す朔夜の前にようやく陽太が現れたのは、現実ではなく夢の中。

それも、記憶を失い、夢を喰らい尽くしては人を殺す魔物――「獏夜びゃくや」として。


朔夜の夢に惹きつけられ、喰らうために襲い掛かった陽太。

朔夜は寸でのところで「旭夜きょくや」と名乗る同い年の黒衣の青年たちに助けられるも、陽太を退けた「旭夜」たちは残酷な事実を朔夜に告げる。


「陽太はもう元に戻れない可能性が高い。肉体が消失しているからだ」


以前と同じ姿で吹っ切れたように明るく嗤う堕ちた陽太に、かつては兄を支えると誓った朔夜の決意が揺らぎ、葛藤する。


そんな折、他人の夢を喰い殺そうとする陽太の姿を目にした朔夜は、「例え人でなくなったとしても、兄に人を殺させたくない」と願う。

苦悩の末に朔夜が選び取ったのは、陽太を止めるために戦い、かつ元に戻す方法を模索するという、苦難の道だった。


▶(小説作品のコミック原作化の場合)元小説の作品URL


本作は、他サイトにて掲載の「旭夜の騎士と夢喰い魔物の獏夜」を改稿し、コミック原作用に編集した内容です。

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