▶ストーリー概要および物語の設定
涼子は二十九歳。
現在のひとり暮らしを寂しく思い、三十歳までには結婚したいと思っている。
涼子は、結婚前には体の関係を求めないような真面目な男と結婚したいと願っている。
過去の経験から自身に男を見る目がないとわかっている涼子は友人の真美から男を紹介してもらう。
真美は真面目と評判の男たちを涼子に紹介していくが、涼子の美しさやおかしな言動に振り回された男たちは性欲を露わにしたりして、涼子から結婚相手には向かないと判断されていってしまう。
男たちにおかしな行動をとらせているのは、涼子の勘違いや言い間違いなどが原因なのだが、涼子は自分の過失には気づいていない。
涼子の友人、真美は真面目といわれる男たちが涼子に翻弄される様を楽しみながら、涼子に次々と男を紹介する。
バツイチ子持ちやゲイの男など、一癖ある物件(男)に対しても前向きに向き合う涼子。
それらの男たちともうまく関係を築いていき、結婚への流れにのりかけるが、最後は破局してしまう。
結婚が決まらずに落ち込み、婚活を中断する涼子。
しかし、真美の励ましもあり、明るさや前向きさを取り戻し、婚活を継続することになる。