「キスしてよ…いやらしく」私達はいつもゲームで決着をつける。そんな私達の恋愛もゲームみたいだった。
「じゃあ、キスしてよ…いやらしく。」
「…いいよ。けど、キスだけね?
それ以上はルール違反」
私はソファーに座る彼の上に跨り、
首に腕を巻き付けながら上から見下ろす。
「そのルールを破ったら?」
「二度と私の前に現れないで」
「…クソ。罰ゲーム間違えたな」
彼とはいつもゲームで決着をつける。
そんな私達の恋愛も、ゲームみたいだった。