「俺をこれ以上沼らせてどうすんの?」
「…幸せでいっぱいにする」
「なにそれ?プロポーズ?」
「ぷっ…」
「俺もまだ言った事ないのに、先越すなよ」
「なんか…ごめんね?」
“ふふっ”と二人で笑ってギュッと抱き合った。
私達のお付き合いはまだ始まったばかり。
「ごめんね、俺、この子だけの”先生”だから…」
ようやくここから始まるんだ、
【アンダンテ】で。
※アンダンテとはイタリア語で”歩くような早さで”という意味で、楽譜の速度記号の一つでもあります。
こちらは【アンダンテ】の続きの物語です。
より理解を深める為には、まずそちらから読まれる事をオススメします。
この他、【大人恋愛(オフィスラブ)】や、【運命の恋】などの完結作品も併せてお楽しみ下さい。
新刊【その目に映して】も宜しくお願いします。