口を開けば嫌味ばかりで、ぶっきらぼう。私にとっても厳しいアイツは、時々私にとっても甘い。
例えば幼稚園の時、
発表会で台詞が言えなくて
泣いちゃったのもそう。
給食で牛乳お替わりして、
お昼寝の時間におねしょしちゃったのもそう。
小学校の時、
運んでた給食をこぼしちゃったのも、
教科書忘れて先生に怒られちゃったのも、
中学の時、
寝坊して遅刻しそうになったのもそう。
全部全部、
“君のせい”だ。