大正時代。公爵家。主人公 竹岡笑美(えみ)兄の竹岡玲輝(れき)は、生まれつき体が弱い。兄を元気にしたくて医師を目指す、笑美。ある日、地震が起き、玲輝は、妹、美久を庇い、下敷きとなって亡くなってしまう。残されたのは、思い出の金木犀の香り。
あなたが残していった思いは、守り続けられる