突然奪われた日常。
生きているのか。
存在しているのか。
死んでいるのか。
存在していないのか。
「一つだけ感謝しています。
貴方は私に復讐の機会をくれました」
「何もかも終わったら、殺してやる」
生きることを切望しながらも
死んでいった悠灯。
その身体を使うことで生きながらえた、
死ぬことを望む少女美穂。
助けられなかった愛する妹の身体に、
死にゆく美穂の脳を移植した榊。
生と死の狭間で、
悠灯=美穂と榊の
己との戦いが始まる。
+未改定+
☆注目作品☆
March 1st week, 2009